2015年4月11日『土曜プレミアム・世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~』が放送された。
前田敦子主演・伊藤潤二原作〈地縛者〉は、ある日、地面に縛り付けられたように同じ姿勢で全く動かない、人間が現れ始める。
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危険だと誰も近づこうとしない中、「青空こころの会」社会福祉士で、ボランティアをしている浅野範子(前田敦子)が一人一人に話を聞き始めると、そこには思いがけない事実が潜んでいた。
心に何か問題を抱えているのではないか。
ある地縛者を訪れると、小学校の頃すごく可愛がっていた犬(ポンタ)がすぐに亡くなってしまい、犬を埋葬した場所で自縛していた。
地縛者は時が過ぎると石化してしまうのだ。
浅野は、地縛者は愛着が強すぎてその場を離れられなくなっているのではないか、と考えた。
かつて自分と父親を捨てて出て行ってしまった母親から連絡が入り、病院に行くと、母は父と同じ病となり父が居た同じ病室で苦しんでいた。
父親は母が出て行った事で人が変わり、浅野に暴力を振るうようになっていたといいう。浅野が母親を責めると
母親は「罸が当たったのよ」というものの、あまり罪の意識を感じていなかった。
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家に帰ると部屋で、「青空こころの会」地区リーダーである、浅野の上司の早川善也(田中圭)が、地縛者になったいた。
リーダーはかつてこの部屋に住んでいたという。
浅野は取材から、地縛者は「罪の意識に苦しんで自分で自分を縛り付けている。」
という事が分かった。
リーダーが地縛した理由は、以前同居していた女性と結婚を考えていたが裏切られていまい、彼女を手で首を絞めたという罪を後悔していた事による事だった。
浅野は慌てて母親の病室に向かうと、母親はいつもの調子で過ごしていた。
病室で苦しむ母親の姿から、父親を思い出した。父は苦しみながらも浅野に殴る蹴るの暴力をしていた。苦しんでいる時に浅野はナースコールを押すのにためらった。
「ずっと封じ込めていた罪の記憶はなくならない。
誰もがみな罪に苦しみながら生きているのかもしれない。
犯した罪は決して消える事はないのだから。」
というナレーションの後、地縛者となった浅野の姿が映し出された。
・・・結果、浅野が地縛者となった理由は、父親が苦しんでいた時ナースコールを押すのをためらった事で亡くなってしまったのではないか。
そして病室ではなく、外で地縛したのは、浅野はナースコールが押せず、外に飛び出し、病院の前で父の死を知り、後悔した場所だったではないか・・・と個人的に考えた。
原作では地縛者は石化した後、粉粉に崩れるそうだ。より怖いかもしれない。原作も見てみたくなった!
視聴率
ー%
発表され次第更新したい!