2015年3月7日玉木宏・堂本光一出演『土曜プレミアム・天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」』が放送!!
脳科学者にして名探偵の御手洗潔(玉木宏)が、
親友であり作家の石岡(堂本光一)からの情報『雨の中持っていた傘を車にひかせる、白いワンピースを着た女性の話(聴いていたラジオのリスナー情報)』
を聞かされ、推理した殺人事件の真相・真犯人を推理し解決するストーリーだ!原作との真犯人や結末・ストーリーなどの違いなども考えた!
原作では巧みな推理だけでなく、名探偵の御手洗潔と石岡和己の対照的な魅力的なキャラクターも人気だ。
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御手洗は、『傘を折った女』がいた場所付近で殺人事件が起きたと推理し、現場の家を割り当てると、住人の被害者ともう一つの遺体(白いワンピースを着た女性)があったというのが、
予告でわかるストーリーだ。
『女が傘を折った理由・2体の遺体・2体目の指先の傷』
から御手洗は真犯人と事件の真相を推理していくことになる。
『原作との違い』
・堂本光一さんが、御手洗と石岡に差をつける為にスタッフさんと石岡のセリフを少し現代的な言葉に直し、天真爛漫になっていると語っていたので、石岡のキャラが多少違うのではないだろうか
・御手洗探偵の視点、雪子(真犯人)の心情を描いた視点と両方が交錯する描き方となっているが、ドラマではおそらく御手洗からのみの視点となるのではないかと予想される。
・設定も変わっている部分があるようだ。
島田荘司さん原作『UFO大通り』に収録の「傘を折る女」から考えられるドラマの真相は、
真犯人・(ネタバレ)・殺人の動機
『傘を折った理由』
御手洗の推理
傘を折った理由は女が大量の血痕を浴びた為、服を洗い雨に濡れることで服を洗ったことを隠した。つまり傘を折った人物が人を殺していると推理した。
白いワンピースを着て傘を折った女( 雪子)は、母親が、あるバスジャック事件人質となり、乗客でただ一人の死亡者となった過去を持っていた。
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母が死亡した理由は、乗客の1人の犠牲になったからである。
その乗客・宣子は、バスジャック犯の少年に、外のトイレへ行かせてくれと要求した。少年は、近くに居た雪子の母を人質に、逃げ出せば雪子の母を殺すと脅した。
宣子は承諾したが、戻ってこなかった。雪子の母は殺害された。
雪子はこの事実を知り、宣子の住所を聞き出した。
雪子は謝罪を求めたが、宣子は認めなかった。雪子が更に責めると宣子は逆上し、バスジャック事件の恐怖を教えるとナイフを振り回した。
雪子は正当防衛と怒りから、宣子を殺してしまった。
雪子は血に染まった服を洗濯機で洗い、雨が降っていたので宣子の家から傘を手に逃げ出した。しかし一目を引く傘だった。人目を恐れたが、傘は手放せないので、『折れた傘』を持つ事に決めた。
その為、車に傘を轢かせた。
傘を手に歩いていると何者かに襲われた。またしても防衛し相手は動かなくなった。そしてまた服が汚れたので、体型が似ていた相手と服を交換した。
『2体の遺体・2体目の指先の傷の謎』
御手洗は2体目の死体の指先に傷がついている事から真犯人を推理した。
宣子と共に死亡していたのは詩子という主婦だった。
犯行現場付近では傘を持った女に怪我を負わされるという事件が頻発していて、以前詩子はこの被害に遭った。
『詩子が死亡した経緯』
雪子を襲ったのは詩子だった。理由は、雨の中傘をささずに歩く雪子を見て自分を襲った人物と思い、復讐したのだった。そして詩子は気絶した。
雪子は傘と包丁を現場に忘れてしまった。
意識を取り戻した詩子は、傘に書かれた住所から宣子が犯人だと思い、家に押しかけた。
その際、宣子の家のハムスターに指先を噛まれた。
指先の傷はこれであった。
詩子はハムスターアレルギーだったのと宣子の死体を見たショックで死亡した。
御手洗は 真犯人が宣子に恨みを持ち、服が交換出来たことから詩子と体格の似た人物 だとし、事件からたった3日後、雪子は拘束された。
被害者と思っている人間がその場の瞬時の判断であっさり加害者になってしまうという、人間の心理に考えさせられる内容だった。
予告で見る限り、坂井真紀は刑事役のようだし、真犯人(雪子)役はおそらく”傘を折る女”を演じるのは小西真奈美ではないかと推測される。
原作と設定が違う部分もあるようなので、大きな違いもあるのかもしれないが、映像ならではストーリーとして楽しめたら嬉しい!放送が楽しみだ!!