2015年2月15日フジテレビ『オモクリ監督〜O-Creator’s TV show〜』で、北野武監督の短編映画作品が公開された。

「朝」をテーマに3分37秒で、バカリズム劇団ひとりなどが、どれぞれの世界観で素敵な短編作品をつくっていた。

たけしさんも今回これに参戦したのだが、無駄のない、シンプルだけど奥深い映像に、引き込まれて涙が出てきた。

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たけしさんの作品「朝」のストーリーは、

・一人暮らしだと分かる部屋がシンメトリーに、障子などの模様がまるで絵画のように表現され、そこにたけしさんが一人、侘しさ漂う場面が映し出される

・外に出掛け、道を歩いているとふと電信柱を見上げて、下を見る。

・公園のベンチに座ると、犬の散歩連れが通りかかり、犬を見つめる。

・パン屋さんから出てきてカレーパンをひとつ頬張る。

・商店街を歩き家路に着く

・最初の部屋の空間に戻り、横の仏壇にカレーパンをお供えする

・そこには愛犬の写真が飾られていた

「チビありがとう」の文字が映し出された

という内容で、BGMは坂本龍一の『 HAPPY END』

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が悲哀さを助長していて世界観がより美しい。

 

写真「チビありがとう」

の文字で、犬といつも歩いたコースを辿っていくという

事がわかるという内容になっている。

たけしさんは、

・モノトーンに色を抑えた。

・ラストの「チビありがとう」の文字はちょっとくさすぎるかなと思ったけど、間が短かったから、駄目押しでやっちゃえと思った

と語っていた。

吉田羊さんは「多くを語らないんだけど、ラストを見て、愛犬が亡くなっている事が分かり、逆答え合わせのように場面の意味を回想する」

と語っていた。

たけしさんは創造性のある、実験的な番組で、これからも自分も作品作りしたいと語っていた。

また北野武監督の短編作品を観れるようだ!!

2007年にカンヌ映画祭で上映された北野武監督の短編作品「素晴らしき休日」(One Fine Day)

が大好きだったので、短編がまた見れてとても嬉しい!!