2015年3月28日土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦15」が放送された。
第15弾の舞台は、縁結びの神様、出雲大社で賑わう島根県の名湯・玉造温泉だった。出雲大社や美肌の玉造温泉で起きた宍道湖を巡る連続殺人事件で、犯人は意外な人物だった。
内容がとても面白かった。
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女将の周囲で立て続けに起こった殺人事件の謎と犯人
岩田幸平(村田雄浩)の見合い相手である民謡歌手の高野和歌子(秋本祐希)とジャーナリストの涌井圭吾(井田國彦)が殺された。
星野さつき(森口瑤子)ら城ノ内コンサルティングの玉造温泉のクライアント先で、3か月前に出向してきた女将の姫島珠緒(藤吉久美子)の過去が殺人事件と深い関連があることが分かった。
珠緒は両親が37年前に亡くなり、自分がは松江の親戚に引き取られ、弟は東京の親戚に引き取られた。
両親が亡くなった原因は、父親が投資詐欺の被害に合い自殺し、母親も後を追うように病死した。
女将は、幼馴染であり、地元の伝統工芸でもある勾玉づくりの職人である殿村龍介(渡辺いっけい)と珠緒は高校生の時に付き合っていた。大学進学し、弟の為に東京に行った事で別れていた。
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15年前、女将の弟の翔太は詐欺師を復讐の為に殺していた。翔太が働いていた店の常連客だった為だ。
女将は殺された2人の犯人が翔太であると思い、弟を庇って15年前の事件も含め、自分が犯人だと自首しようとした。
弟はそんな姉を見て、自分が犯人だと言った。
和歌子と涌井を殺した本当の犯人は、殿村龍介だった。女将を守りたかったからだという。
殺すつもりはなかったという。
龍介は、翔太が涌井に聞き和歌子に自首するように勧められたのを見て、
和歌子と翔太の会話を聞き、和歌子に黙っててほしいと懇願したが、分かってもらえなかった。説得しているうちに突き飛ばしてしまい、和歌子は頭をぶつけて亡くなってしまった。
涌井にも同様に説得を試みたが、涌井は誤って崖から落ちて亡くなってしまった。
切ない展開だったが、ラスト、お互い忘れられなかった女将と龍介の思いが通じあって良かった。翔太を演じた蟹江敬三さんの息子さんの蟹江一平さんの演技が素敵だった。