2015年2月4日『マツコ&有吉の怒り新党』新三大で木材や発泡スチロール・紙などでリアルに再現する ジオラマ作家の”汚し方”が放送された。
汚しの技術(汚れ・傷など)をする事でジオラマによりリアリティーが生まれるというのだ!
http://www.tv-asahi.co.jp/ikari/sphone/img/main_image.jpg
あえて作品に汚れ、傷など細部のこだわりによりジオラマをつく作る荒木さんの技術はジオラマと分からない程リアルだ。荒木さんのジオラマ作品新三大は
『GOTHAM CITY 』
バッドマンシリーズの荒れ果てた『GOTHAM CITY 』を空想で作ったジオラマ
・埃っぽい外壁の質感、壊れた鉄筋があまりにもリアル!
・リアルのゴミを作った
・3ミリの空き缶をピンセットで凹ます。7ミリのゴミ袋の中に手作りのゴミを入れた
『港の片隅で』
偶然1枚のネット画像を見て、妄想に妄想を重ねて作ったそうだ
・港にくち果てていく1隻の誰も見向きもしない漁船が主人公
・すべて紙でできている(厚紙の方が木よりも繊維が細かい為)
・木目はカッターで削った
・車の中にはタバコと雑誌は太陽に当たって色あせた様子を再現
・港の人が読みそうな雑誌を妄想して(週刊ポスト)などリアルに作られている
*荒木さん曰く妄想はあるある感を出すためだそうだ。
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『昭和の終わりに』
小さい頃に見た子供心に感じた寂しさがモチーフ
・昭和の時代に活躍した車が空き地に並んでいる
・バキュームカー・ナショナルショップの作業員が乗るトラック・オート三輪など
・雨だれの表現など、場所や時間経過にあった汚し方
・昭和といえばバキュームカーだそうで、荒木さんはバキュームカー愛が止まらない (汲取作業まで忠実で、近くに作られた犬は、バキュームカーを見てかっこよさに気づいているのだそうだ)
マツコさんは感動して、気が合いそうとまで語っていた。スタジオに来ていた荒木さんに
「作って〜!」と本気で語って約束を取り次いでいた 。
どこか切なさや郷愁を感じされる荒木さんの作品は見ているとジオラマの枠を超えて作品の世界に佇んでいるかのようだ。
そんな荒木さんの作品をたくさん見てみたい!!