サザンオールスターズの桑田佳祐さんが、サザンオールスターズ年越ライブ2014「ひつじだよ!全員集合!」の演出について謝罪文をした。
・31年ぶりに出場した紅白では、桑田さんはちょび髭をつけ、世界中の紛争や権力者の映像が流れていたこと
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・受章した紫綬褒章をファンに報告した後、実物を公開オークションをあおるようなジョークを言った
これらの演出はなんらかのメッセージが込められたものであると視聴者には見え、
「安倍政権への批判だ」
「チョビ髭のヒトラーに扮しているのか」
など、政治に対するメッセージが込められているのではないかと話題になっていた。
「紫綬褒章が日本国天皇の名で授与されることから、それを軽く扱ったとして、天皇陛下を卑下する反日なのか」
などと、一連の行動に対して、事務所まで講義する事態にまで発展していたようだ。
個人的には、桑田さんが国から授かる栄誉ある賞を頂いた事に、ファンの前で照れてしまったのでジョークで表現したのかなと微笑ましく見ていたが、謝罪に至るまでになっていたなんて深刻な意見があったようだ。
桑田さんは
感謝の表現方法に充分な配慮が足りず、ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があった為、不快な思いをされた方もいらっしゃいました。深く反省すると共に、ここに謹んでお詫び申し上げます。
と謝罪し、演出については、
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ライブの内容に関しまして、特定の団体や思想等に賛同、反対、あるいは貶めるなどといった意図は全くございません
一昨年のライブで演出の為に使用されたデモなどのニュース映像の内容は、緊張が高まる世界の現状を憂い、平和を希望する意図で使用したものです。
と説明した。歌手が社会批判や社会風刺を表現の一部にする事は珍しい事ではけっしてないが、今の社会だからこそ、見ていた人は、敏感に感じ取ってしまった部分もあるのではないか。
これに対し
・サザンを叩く輩に、〈政治家ではないのだから、無邪気に平和を歌おうが軽口を叩こうがかまわないではないか〉と。
・桑田の件。今の社会、日本史や道徳で習った第二次大戦中の日本みたいになってきているなと怖く思っていたが、天下のサザンが謝罪しないと治らないほどとは。
・サザンは負けるが勝ちって思って、馬鹿を相手にしなかったんだよ、そういう謝罪だと思う。
・最近多いよなあ、先に殴っておいて殴り返されたら「ギャグだから、演出だから、そう言う意図は無かった」とか多すぎ
・桑田さん、好きだっただけに残念。→サザン桑田 ライブ演出で謝罪
・謝罪するのは良い事です 後は反省するかどうか。同じ様なコトしたら猿以下
・特に思想とは関係ありませんって人気歌手になればなるほど思想を持っちゃいけないのか
・サザンもいちいち謝らなくても。 ロックバンドというよりビジネスグループなんですね。
など、桑田さんの謝罪に対して様々な意見があるようだ。
様々な世代に音楽の素晴らしさや、曲を聞いた時に感じる言葉に出来ない感動を教えてくれた桑田さんが創り上げるサザンオールスターズの楽曲やライブの世界が、これからどのようになっていくのか、今後の動向が気になる・・・。